英語 "nice to meet you" の発音 — 連結音ガイド(IPA /ˈnaɪstuˈmiˈtʃu/)

CEFR A2 同化

nice to meet you

/ˈnaɪstuˈmiˈtʃu/

イギリス英語: /ˈnaɪstuˈmiːˈtʃu/

意味: はじめまして

この句で起きていること

meet+you の t+y → /tʃ/

例文

母語別のよくある発音ミス

日本語話者

ミス: meet と you を「ミート・ユー」と 2 語に切って発音し、meet の [t] を明瞭にリリースし、to を「トゥー」と完全母音で読む。カタカナ「ナイス・トゥー・ミート・ユー」のリズムそのままになる。

理由: 日本語には語末の [t] と後続の [j] が融合して破擦音 [tʃ] になる過程が存在せず、単語ごとに明瞭に発音する規範が強い。また to のような機能語を弱化する概念もモーラ拍子には馴染まない。

対処: meet + you を融合させて [mitʃu] と 1 拍で発音する(口語形は "meetcha")。to は極めて弱く [tə]。全体は [ˈnaɪstuˈmiˈtʃu] という 2 強勢のかたまり。この融合を身につけると would you [wʊdʒu]、did you [dɪdʒu] にも波及する。

韓国語話者

ミス: meet の語末 [t] を未開放の閉鎖音(unreleased)で終わらせ、you と切って発音してしまう。結果 "nice to meet" で音が止まる印象。

理由: 韓国語では音節末の閉鎖音は unreleased が普通で、次の音節との融合が音韻規則として存在しない。単語間で新しい破擦音を作る操作を明示的に学習する必要がある。

対処: [t] を release して [j] と融合し [tʃ] を作る。meet you = [mitʃu] を 1 音節として練習し、全体を [ˈnaɪstuˈmiˈtʃu] とつなげる。

中国語話者

ミス: to を完全母音 [tuː] で発音し、他の単語と同じ強さで置いてしまう。結果 4 語すべてに均等な強勢が付き、リズムが均一で不自然になる。

理由: 普通話は音節等時性のリズムで、英語のように機能語を大きく弱化させる習慣がない。to を弱化する感覚が母語に存在しない。

対処: to は軽く [tə] で通り抜けさせる。強勢は nice と meet と doing 側の syllable にのみ置く: [ˈnaɪstuˈmiˈtʃu]。この 1 フレーズを毎日発音するだけで英語のリズム感が身につく。

似ているフレーズパターン

練習用例文

補足

「Nice to meet you」は英語で最も頻繁に交わされる初対面のあいさつであり、自然発音の要は末尾 meet + you の融合にある。[ˈnaɪstuˈmiˈtʃu] という形で、meet の語末 [t] と you の [j] が結合して [tʃ] という単一の破擦音になる(口語綴りでは "meetcha")。ここを 2 拍に切って発音するとテキスト朗読のように聞こえ、casual な出会いに不釣り合い。また to は弱形 [tə] にとどめ、強勢は nice と meet-you 側にのみ置く。この t + you → [tʃ] 融合は can't you、eat yet、don't you などにも横展開できる汎用ルールなので、この 1 フレーズを 1 拍で言えるようになれば英語らしいリズムの入口として大きな効果がある。A2 レベルの学習者が最初の会話で必ず使うフレーズであることも学習効率を高める。